話す技術をデリバリースキルと呼ぶ理由

話す技術をデリバリースキルと呼ぶ理由

レゼンテーションでは話す技術のことを「デリバリースキル」と呼んでいます。

 

英語で delivery と書きます。

 

一般的に delivery と聞くと「配達する」とか「届ける」といった意味を思い浮かべる方が多いようです。確かにピザの配達は「デリバリー」と言いますね。

 

「デリバリー」と似た言葉で「スピーチ」という言葉があります。英語で speech と書きますね。この speech について語源を色々と調べてみたのですが、speech とは相手に伝えるというよりも「舌を動かす」つまり発音するといったニュアンスに近いということがわかりました。

 

ちなみにスピーチを日本語に訳すと「演説」という言葉がヒットします。この演説も福沢諭吉が元々使用されていた「演舌書」という文書の「舌」の字が俗っぽいので「説」に改めたという言われがあります。

 

つまりスピーチは発音するという意味なので、相手がいなくても成り立ってしまうってことなんですね。

 

 

プレゼンは相手に届けなければ意味がない

スピーチは相手がいなくても成り立ってしまう。それに対してデリバリーはどうでしょうか?

 

繰り返しになりますが、デリバリーとは日本語に訳すと「配達する」とか「届ける」といいた意味になります。「運ぶ」とも若干意味が違うんですね。

 

「配達する」とか「届ける」といった言葉のニュアンスとしては、その先に相手がいるということを表しています。「運ぶ」だと相手がいなくても運ぶことはできますよね。

 

つまり、プレゼンテーションの話す技術を「デリバリー」と呼ぶのは、プレゼンターが持っている情報・想いを相手に届けるという目的があるからなんです。

 

ただ話すだけではない、相手に届いてナンボということなんです。

 

 

私たちがプレゼンテーションをしようと思ったとき、ついつい「自分が何を話すか」ということを気にしすぎて、「相手が何を聞きたいか」という視点が抜けがちになります。せっかく素晴らしいストーリーを組み立てても、華麗なデザインのスライドを作っても、届ける相手がいなければ意味がありません。

 

また届ける相手がいても、その人に届かなければ意味がありません。プレゼンテーションはスピーチの技術ではなく、相手とのコミュニケーションの技術であるということを常に頭の中に置いておいてくださいね。

 

 

 

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