なぜビジネスにロジカルシンキングが必要か?

なぜビジネスにロジカルシンキングが必要か?

店でビジネス書のコーナーを歩いていると、たまに見かけるのが「ロジカルシンキング」のコーナー。仕事では直接出てこない言葉ですし、プレゼンテーションとの関係もよくわからないという方もおられると思います。ただ実際のビジネスの場面では、物事を論理的に分析し分かりやすく説明するという場面がたくさん求められます。ロジカルシンキングができる人は適切な意思決定を行うことができるようにもなります。

 

私は「ロジカルシンキング」というツールの専門的になってほしいというよりも、ビジネスのありとあらゆる場面で適切な意思決定、問題解決ができるためにこの「ロジカルシンキング」を活用してほしいと思っています。なので、ビジネスで活用していただくという前提でこの先書き進めていきたいと思います。

 

そもそもロジカルシンキングとは?

「ロジカルシンキング」とは直訳すると、「ロジカル=論理的に」「シンキング=考えること」となります。つまり「論理的に考える」ためのスキルなんです。でも私はロジカルシンキングを学び始めた当初、この「論理的」という意味でさえもわかりませんでした。なのでまずは「論理的」の説明から始めていきます。

 

論理的とは簡単に説明すると、話と話とがつながっていることと言えます。

 

プレゼンテーションの場面では、話がつながっていないと 「あいつの言っていることはわからない」 とか 「あいつの話はおかしい」 などと言われてしまいます。プレゼンテーションでは、こういった話のつながりを意識して組み立てていくことが重要になります。こういった意識が薄いと、自分の中ではつながっているつもりでも、聞き手には全く伝わっていないということがよくあります。

 

例えば、「商品をたくさん売りたいなら、お客様にはいきなり商品を売ってはいけません」 という主張をしたいとします。でもこの主張をそのまま伝えるだけだと 「たくさん売りたいのに、なんでいきなり売ったらダメなの?」 と聞き手が思ってしまうわけなんです。つまり聞き手の中では、

 

商品をたくさん売りたい → いきなり売ってはいけない

 

この論理が飛躍して聞こえてしまうんですね。こうした論理の飛躍を防ぐために、聞き手にとって話がつながるように説明をしていくということなんです。例えばこんな風に説明します。

商品をたくさん売りたいからと言っていきなり売ろうとすると、相手は警戒してしまい誰からも買ってくれなくなります。恋愛で初めて出会った人にいきなり 「付き合ってください。」 とは言わないですよね。最初は友達として時間をかけてお互いのことを知ってそれから付き合っていきます。

 

それと同じで、たくさん商品を売るには、お客様に対して注意関心を引き、少しずつ興味を持ってもらうことが大切なんです。お客様に信頼していただくことができれば喜んで買ってもらえるようになり、リピーターとしてたくさん買ってくれるかもしれません。

つまりこの説明では

 

急に売ろうとすると警戒される
なのでまずは信頼してもらうことが重要になる
信頼してもらうと買ってもらえるようになる
さらにリピーターになればたくさん買ってもらえるようになる
なので商品をたくさん売りたいならいきなり売ってはいけない

 

このように、主張に結びつくロジック(論理)がきちんとつながっているんです。話のつながりが見えると、聞き手にとって分かりやすいプレゼンテーションになります。「なるほど」を得ることができるようになります。さらに説明の中に「恋愛」を例に出していますよね。このように、主張を結びつける理由や例などを出しながら聞き手にとって分かりやすい話を組み立てること。これが論理的な考え方つまりロジカルシンキングなんです。

 

 

聞き手を行動させるには納得してもらう必要がある

ビジネスは会社対人、会社対会社のように言われますが、結局は人対人のコミュニケーションから成り立っています。つまりお客様に買っていただく、お金を融資していただく、業務提携を結んでいただく、社員に意欲的に働いていただく、こうした行動を得ることが常に求められているんです。

 

ビジネスの場面で相手はどうすれば動いてくれるのでしょうか。人の行動は感情と密接にかかわってきます。例えば感動したとき。例えばワクワクしてきたとき。人はこのように何らかの感情を持った上で行動します。そしてこの感情を持ってもらうためには、まず聞き手がその内容を正しく理解する必要があるんです。

 

相手にいくら行動してもらおうと思っていても、聞き手の頭の中が「???」となっていては、行動してもらえるはずもありません。そりゃそうですよね。頭の中できちんと整理できないと、意味がわからない。意味が分からなければ感情は生まれてこないんです。まずはプレゼンテーションの構成を論理的に考え、聞き手にとって理解しやすいように構成を組み立てていきます。

 

そのために必要なツールがこのロジカルシンキングなんです。

 

冒頭にもお伝えしましたが、決してロジカルシンキングというツールの達人になってもらいたいという訳ではありません。あなたのビジネスを加速させるためにロジカルシンキングをうまく活用してもらいたいんです。なのでこれからMECEやらピラミッドストラクチャーやらといったロジカルシンキングの用語が出てきますが、正直そんな用語などどうでもいいです。これは活用できる!というツールを1つでもあなたのビジネスの現場で実践していただければと思っています。

 

 

 

 

 

 

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