数値をうまく表現する方法

レゼンテーションに関する本を見ていると、「数字で表現しなさい!」 ということがよく書かれてあります。例えば自身のブログアクセスが多いという表現をする際

「私のブログにはたくさんのアクセスがあります」

というよりも

「私のブログは月10万アクセスあります」

と数値で表現した方がより具体的でいいというものです。しかし、数値で表現してもうまく伝わらない場合があります。例えばこの「月10万アクセス」という数値も知っている人からみればすごい数値だとわかりますが、知らない人から見るとピンときませんね。

 

このようにただ表現するだけでは十分とはいえません。ではどのようにすれば数値をうまく表現することができるのでしょうか。

 

うまく表現するコツは、ずばり「比較」です。数値は何かと比べたりすることでより鮮明にイメージができます。例えば先ほどの「月10万アクセス」という数値も、

「月5万アクセスあれば人気ブロガーと呼ばれますが、
 私のブログには月10万アクセスあるんです」

といった比較対象を用いることでその数値が具体化するのです。

 

 

日常よく見かける例として他にも

 

ビタミンC xxxmg、これは成人が1日に必要なビタミン量に相当

面積は xxxx平方メートル、これは東京ドームの x個分

今年の営業利益はxxx億円で、前年比x.x倍です

 

こんな表現を見たことはありませんか?数値はそれだけでは大きいのか、小さいのかがわかりません。しかし比較対象があれば、それに対して大きいのか小さいのかが鮮明になります。自分では当たり前だと思って使っている数値も聴き手によっては何のことか分からないことが多々あります。

 

数値を表現する際には

このまま表現して聴き手に理解してもらえるか
何かわかりやすい例えはないか
比較して具体化できるものはないか

 

こうしたポイントを一度ご自身で問い直してみると表現力がグッと上がります。

 

ぜひご活用くださいね。

 

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